権利関係の締めくくり!区分所有法と不動産登記法のポイント
こんにちは、管理人の龍(りゅう)です。
「権利関係」の学習もいよいよ終盤ですね!民法の深追いは禁物ですが、今回解説する「区分所有法」と「不動産登記法」は、暗記すべきポイントがはっきりしているため、得点源にしやすい分野です。
宅建試験は50点満点ですが、権利関係(14問)は満点を狙わず、「半分(7〜8点)」を確実に取るゲームだと割り切りましょう 。深入りして泥沼にはまるより、この基本ルールをサクッと覚えて、最重要科目の「宅建業法」の復習に時間を割くのが合格への最短ルートです 。
この記事のポイント
- 合格には「満点」はいらない。権利関係は7〜8点を狙う 。
- 区分所有法は、多数決の「分母」を覚えるのが合格のカギ。
- 不動産登記法は、「表題部」と「権利部」の違いを整理する。
- 暗記はゴロ合わせで効率よく。深入り厳禁!
1. 区分所有法:マンションの多数決ルール
マンションなどの「区分所有建物」では、みんなで仲良く暮らすためのルールが必要です。試験で最も狙われるのは、集会での「決議要件(多数決のライン)」です。
| 決議内容 | 必要な賛成数 (区分所有者数および議決権) | 特徴 |
|---|---|---|
| 一般的な議題 | 過半数(1/2超) | 管理者の選任など。 |
| 重大な変更 | 4分の3 以上 | 規約の変更、大規模修繕など。 |
| 建替え決議 | 5分の4 以上 | 一番重い決議。 |
「サ(3/4)ヨ(4/5)ナラ、マンション」
- サ(3/4):重大変更・規約変更
- ヨ(4/5):建替え(さよなら!)
※普通のことは半分(過半数)とセットで覚えましょう!
「区分所有法」のまとめ
基本は「過半数」。大事なことは「3/4」。建替えだけは最強の「4/5」!この3段階を覚えるだけで得点力が一気に上がります。
2. 不動産登記法:不動産の「名簿」の仕組み
不動産登記法は、土地や建物の情報を記録する「名簿(登記簿)」についてのルールです。登記簿は「表題部」と「権利部」の2段構成になっています。
| 区分 | 記録される内容 | 申請義務 |
|---|---|---|
| 表題部 | 場所、広さ、構造など(物理的状況) | あり(1ヶ月以内) |
| 権利部(甲区) | 所有権(誰のものか) | なし(任意) |
| 権利部(乙区) | 抵当権など(所有権以外) | なし(任意) |
必須 「表題部」は1ヶ月以内に申請!
建物を新築したときなどは、1ヶ月以内に表題登記をしなければなりません。これには「申請義務」があります。一方で、誰の持ち物かという「権利の登記」は、自分の権利を守るためのものなので自由(任意)です。
龍からのアドバイス
権利関係は「深入り厳禁」です 。登記法も非常に複雑な法律ですが、「表題部は義務、権利部は任意」という基本中の基本が正解になることがよくあります。
「不動産登記法」のまとめ
登記簿は「見た目の表題部」と「中身の権利部」。見た目の変化は1ヶ月以内に報告(義務)と覚えましょう!
まとめ:権利関係は「捨てる勇気」を持って
これまで解説してきた通り、宅建試験の合格戦略は「取りやすい1点」を確実に拾うことです 。
【龍の必勝戦略】
- 区分所有法:3/4(重大変更)、4/5(建替え)を暗記!
- 不動産登記法:表題部は1ヶ月以内に義務!
- 権利関係は7〜8点で合格ライン突破
「誰も解けないような難問」に時間を使うのはやめましょう 。その時間を、配点が20点と最も高く、暗記で満点が狙える「宅建業法」に回すことが、2026年の試験で合格を掴み取る近道です 。
次回からは、いよいよ得点源の王様「第1フェーズ:宅建業法」の具体的な中身に入っていきます!準備はいいですか?
Next Action
今すぐやること:
お手持ちのテキストの「区分所有法」のページに、「3/4=重大、4/5=建替え」と大きく書き込みましょう。そして、残りの時間は「宅建業法」の過去問を10問解いて、得点感覚を養ってください!