税・その他:地方税(不動産取得税・固定資産税)を攻略!
こんにちは、管理人の龍(りゅう)です。
宅建試験の後半戦、いわゆる「税・その他」の分野に突入しましたね!
「税金って難しそう……」「計算が大変そう……」とアレルギー反応を起こす方も多いですが、実は宅建の税金は「暗記ゲー」です。
深入りしすぎず、試験に出る「数字」と「ひっかけポイント」だけを効率よく押さえるのが合格への近道です。今回は、地方税のツートップである「不動産取得税」と「固定資産税」について、どこよりも分かりやすく解説します!
この記事のポイント
- 不動産取得税は「ゲットした時」にかかる都道府県税。
- 固定資産税は「持っている間」ずっとかかる市町村税。
- どっちが「誰に」「いつ」「いくら」かかるのかを整理すれば得点源になる。
- 暗記必須の数字はゴロ合わせで一気に覚える。
1. 不動産取得税:不動産を「ゲット」した時の税金
不動産取得税のまとめ
不動産を取得(購入、新築、増築、贈与など)した際に、一度だけかかる税金です。納税先は都道府県になります。
納税義務者と課税対象
不動産を「取得」した人が納めます。売買だけでなく、贈与(タダでもらう)や交換、改築によって価値が上がった場合も対象です。
注意ポイント
- 「相続」による取得には、不動産取得税はかかりません。(試験によく出る超重要ポイント!)
- 法人の合併や分割による取得も、原則としてかかりません。
課税標準と税率
税金は「課税標準 × 税率」で計算されます。ここでの課税標準は、実際に買った値段(売買価格)ではなく、「固定資産税評価額(市町村の帳簿に載っている価格)」であることに注意してください。
| 対象 | 標準税率 |
|---|---|
| 土地・住宅 | 3%(特例措置) |
| 住宅以外の家屋(オフィスなど) | 4% |
参考本来は4%ですが、住宅や土地については特例で3%に引き下げられています。
免税点(これ以下なら税金ゼロ!)
取得した不動産の価格が一定額未満の場合、税金はかかりません。この金額を「免税点」と呼びます。
- 土地:10万円未満
- 家屋(新築・増築):23万円未満
- 家屋(売買など):12万円未満
「取得は、土地10、兄さん(23)新築、家(12)は中古」
・土地=10万円
・新築=23万円
・中古(売買等)=12万円
不動産取得税のセクションまとめ
「相続は非課税」「宛先は都道府県」「免税点は10・23・12」の3点をまずは完璧にしましょう!
2. 固定資産税:不動産を「持っている」間の税金
固定資産税のまとめ
毎年1月1日時点での所有者に対して、市町村(東京23区は都)が課す税金です。持っている限り、毎年払い続ける必要があります。
納税義務者
1月1日(賦課期日)時点で、固定資産課税台帳に所有者として登録されている人です。
注意ポイント
1月2日に不動産を売却したとしても、その年の税金は「1月1日時点の所有者」が全額納める義務があります(実務では日割り精算しますが、法律上の義務はあくまで1月1日の人です)。
課税標準と税率
こちらも「固定資産税評価額」がベースになります。
- 標準税率:1.4%
- 市町村が条例で定めることで、1.4%以外の税率にすることも可能です(制限税率はありません)。
住宅用地の課税標準の特例(超頻出!)
人が住むための土地(住宅用地)は、税負担を軽くするために課税標準がグッと下げられています。ここ、試験でめちゃくちゃ狙われます!
| 区分 | 課税標準の特例 |
|---|---|
| 小規模住宅用地(200㎡以下の部分) | 1/6に軽減 |
| 一般住宅用地(200㎡を超える部分) | 1/3に軽減 |
免税点
同一の人が、同一の市町村内に持っている土地・建物の合計評価額が以下の金額未満なら、税金はかかりません。
- 土地:30万円未満
- 家屋:20万円未満
「固定で、資産(30)の土地、家はニ(20)ッコリ」
・土地=30万円
・家屋=20万円
固定資産税のセクションまとめ
「1月1日の所有者」「市町村税」「小規模住宅用地は1/6」が合格に必要な3大知識です!
不動産取得税 vs 固定資産税の比較表
この2つの税金は、混同しないように比較して覚えるのがコツです。特に「免税点」の数字の入れ替えひっかけに注意してくださいね。
| 比較項目 | 不動産取得税 | 固定資産税 |
|---|---|---|
| 課税主体(宛先) | 都道府県 | 市町村 |
| いつかかる? | 取得時(1回のみ) | 毎年(1月1日時点) |
| 標準税率 | 3%(土地・住宅) | 1.4% |
| 免税点(土地) | 10万円 | 30万円 |
| 免税点(建物) | 23万(新築)/12万(中古) | 20万円 |
| 相続による取得 | 非課税 | 課税される |
まとめ:地方税は「数字」と「主体」を整理するだけ!
地方税の攻略法はいかがでしたか?
最初は数字だらけで混乱するかもしれませんが、表にまとめて整理すると「なーんだ、これだけ覚えればいいのか」と思えるはずです。
【龍の地方税必勝戦略】
- 不動産取得税:「都道府県」「相続はかからない」「免税点 10・23・12」
- 固定資産税:「市町村」「1月1日」「住宅用地 1/6」「免税点 30・20」
- 共通点:どちらもベースは「固定資産税評価額」。
これらの知識があれば、本試験で出てくる地方税の問題はほぼ解けます!
細かい計算よりも、まずはこの枠組みをしっかりと頭に入れてくださいね。
次回は、国税の代表格である「印紙税・登録免許税」について解説していきます。ここも得点源なので、一緒に頑張りましょう!
Next Action
今すぐやること:
今日覚えた「免税点のゴロ合わせ」を、ノートやテキストの余白に3回書き出してみましょう!
声に出しながら書くと、記憶に定着しやすくなりますよ。