第4フェーズ:税・その他

税・その他:地方税(不動産取得税・固定資産税)を攻略!

税・その他:地方税(不動産取得税・固定資産税)を攻略!

こんにちは、管理人の龍(りゅう)です。

宅建試験の後半戦、いわゆる「税・その他」の分野に突入しましたね!

「税金って難しそう……」「計算が大変そう……」とアレルギー反応を起こす方も多いですが、実は宅建の税金は「暗記ゲー」です。

深入りしすぎず、試験に出る「数字」と「ひっかけポイント」だけを効率よく押さえるのが合格への近道です。今回は、地方税のツートップである「不動産取得税」と「固定資産税」について、どこよりも分かりやすく解説します!

この記事のポイント

  • 不動産取得税は「ゲットした時」にかかる都道府県税。
  • 固定資産税は「持っている間」ずっとかかる市町村税。
  • どっちが「誰に」「いつ」「いくら」かかるのかを整理すれば得点源になる。
  • 暗記必須の数字はゴロ合わせで一気に覚える。

1. 不動産取得税:不動産を「ゲット」した時の税金

不動産取得税のまとめ

不動産を取得(購入、新築、増築、贈与など)した際に、一度だけかかる税金です。納税先は都道府県になります。

納税義務者と課税対象

不動産を「取得」した人が納めます。売買だけでなく、贈与(タダでもらう)や交換、改築によって価値が上がった場合も対象です。

注意ポイント

  • 「相続」による取得には、不動産取得税はかかりません。(試験によく出る超重要ポイント!)
  • 法人の合併や分割による取得も、原則としてかかりません。

課税標準と税率

税金は「課税標準 × 税率」で計算されます。ここでの課税標準は、実際に買った値段(売買価格)ではなく、「固定資産税評価額(市町村の帳簿に載っている価格)」であることに注意してください。

対象標準税率
土地・住宅3%(特例措置)
住宅以外の家屋(オフィスなど)4%

参考本来は4%ですが、住宅や土地については特例で3%に引き下げられています。

免税点(これ以下なら税金ゼロ!)

取得した不動産の価格が一定額未満の場合、税金はかかりません。この金額を「免税点」と呼びます。

  • 土地:10万円未満
  • 家屋(新築・増築):23万円未満
  • 家屋(売買など):12万円未満

「取得は、土地10、兄さん(23)新築、家(12)は中古」

・土地=10万円

・新築=23万円

・中古(売買等)=12万円

不動産取得税のセクションまとめ

「相続は非課税」「宛先は都道府県」「免税点は10・23・12」の3点をまずは完璧にしましょう!

2. 固定資産税:不動産を「持っている」間の税金

固定資産税のまとめ

毎年1月1日時点での所有者に対して、市町村(東京23区は都)が課す税金です。持っている限り、毎年払い続ける必要があります。

納税義務者

1月1日(賦課期日)時点で、固定資産課税台帳に所有者として登録されている人です。

注意ポイント

1月2日に不動産を売却したとしても、その年の税金は「1月1日時点の所有者」が全額納める義務があります(実務では日割り精算しますが、法律上の義務はあくまで1月1日の人です)。

課税標準と税率

こちらも「固定資産税評価額」がベースになります。

  • 標準税率1.4%
  • 市町村が条例で定めることで、1.4%以外の税率にすることも可能です(制限税率はありません)。

住宅用地の課税標準の特例(超頻出!)

人が住むための土地(住宅用地)は、税負担を軽くするために課税標準がグッと下げられています。ここ、試験でめちゃくちゃ狙われます!

区分課税標準の特例
小規模住宅用地(200㎡以下の部分)1/6に軽減
一般住宅用地(200㎡を超える部分)1/3に軽減

免税点

同一の人が、同一の市町村内に持っている土地・建物の合計評価額が以下の金額未満なら、税金はかかりません。

  • 土地:30万円未満
  • 家屋:20万円未満

「固定で、資産(30)の土地、家はニ(20)ッコリ」

・土地=30万円

・家屋=20万円

固定資産税のセクションまとめ

「1月1日の所有者」「市町村税」「小規模住宅用地は1/6」が合格に必要な3大知識です!

不動産取得税 vs 固定資産税の比較表

この2つの税金は、混同しないように比較して覚えるのがコツです。特に「免税点」の数字の入れ替えひっかけに注意してくださいね。

比較項目不動産取得税固定資産税
課税主体(宛先)都道府県市町村
いつかかる?取得時(1回のみ)毎年(1月1日時点)
標準税率3%(土地・住宅)1.4%
免税点(土地)10万円30万円
免税点(建物)23万(新築)/12万(中古)20万円
相続による取得非課税課税される

まとめ:地方税は「数字」と「主体」を整理するだけ!

地方税の攻略法はいかがでしたか?

最初は数字だらけで混乱するかもしれませんが、表にまとめて整理すると「なーんだ、これだけ覚えればいいのか」と思えるはずです。

【龍の地方税必勝戦略】

  • 不動産取得税:「都道府県」「相続はかからない」「免税点 10・23・12」
  • 固定資産税:「市町村」「1月1日」「住宅用地 1/6」「免税点 30・20」
  • 共通点:どちらもベースは「固定資産税評価額」。

これらの知識があれば、本試験で出てくる地方税の問題はほぼ解けます!

細かい計算よりも、まずはこの枠組みをしっかりと頭に入れてくださいね。

次回は、国税の代表格である「印紙税・登録免許税」について解説していきます。ここも得点源なので、一緒に頑張りましょう!

「国税:印紙税・登録免許税」の記事へ進む >

Next Action

今すぐやること:

今日覚えた「免税点のゴロ合わせ」を、ノートやテキストの余白に3回書き出してみましょう!

声に出しながら書くと、記憶に定着しやすくなりますよ。

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