税・その他:土地・建物(地盤や構造の基礎知識)を攻略!
こんにちは、管理人の龍です。
「税・その他」の最後を飾るのは、「土地・建物」です!
ここは例年、問49(土地)と問50(建物)で各1問ずつ出題されます。5点免除制度を利用している方は解く必要がありませんが、一般受験生にとっては「確実に2点をもぎ取れる」超重要な得点源です。
内容は中学の地理や理科に近いので、難しい計算は一切ありません。「地盤の良し悪し」や「建物の強さ」を、ポイントを絞ってフランクに解説していきますね。これが終われば、いよいよ全範囲制覇です!
この記事のポイント
- 土地は「高いところ(台地)」が安全、「低いところ(低地)」は要注意。
- 扇状地は水はけが良く、宅地に向いているが土砂災害には注意。
- 建物はRC(鉄筋コンクリート)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)が耐火・耐震に優れる。
- 免震構造は「揺れを伝えない」、耐震構造は「揺れに耐える」仕組み。
1. 土地:地盤の良し悪しを見極める
土地(地形・地盤)のまとめ
地盤の強さは、その土地がどうやってできたか(地形)によって決まります。「昔から高い場所」は地盤が固く、「水が溜まりやすい低い場所」は軟弱であることが多いです。
宅地に向いている「良い地盤」
一般的に、地盤が安定していて水害のリスクが低い土地です。
- 台地(だいち)・段丘(だんきゅう):地盤が安定しており、洪水や地震の揺れにも強い、最も宅地に向いている土地です。
- 扇状地(せんじょうち):山の出口に土砂が積もった場所。水はけが良く地盤も比較的良いですが、背後の山からの土砂崩れには注意が必要です。
- 自然堤防:川のそばにある少し小高い場所。砂質で水はけが良く、昔から集落が作られてきた場所です。
注意が必要な「軟弱地盤」
地震で揺れやすく、沈下や液状化のリスクがある土地です。
- 三角州(さんかくす)・デルタ:河口付近の低地。非常に軟弱で、地震時に激しく揺れます。
- 埋立地(うめたてち)・干拓地(かんたくち):人工的に作られた土地。液状化現象が起きやすく、注意が必要です。
- 谷底平野(こくていへいや):山間の谷に泥などが溜まった場所。地盤が非常に緩いです。
「高い台地(台地)で、扇(扇状地)を振って、安定だ」
「高い場所=台地」と「扇状地」が良い地盤の代表格!と覚えましょう。
土地のセクションまとめ
「台地は安全、低地は危険」が基本中の基本です!迷ったら「水が溜まりやすそうか?」で判断しましょう。
2. 建物:構造と地震対策の仕組み
建物のまとめ
建物の材料(木、鉄、コンクリート)による特徴の違いと、地震の揺れをどう防ぐかの仕組み(耐震・制震・免震)を理解しましょう。
主な建物の構造
| 構造 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 木造(W造) | 建築費が安く、通気性が良い。 | 耐火性や遮音性が低い。 |
| 鉄骨造(S造) | 軽くて粘りがあり、大空間が作れる。 | 錆びに弱く、火災で強度が落ちる。 |
| RC造 | 耐火・耐久・遮音性が非常に高い。 | 建物が非常に重く、コストが高め。 |
| SRC造 | SとRCの長所を併せ持ち、最強の強度。 | 建築費が最も高く、工期も長い。 |
地震に備える「3つの構造」
試験では、この3つの違いを入れ替えてひっかけてきます。
- 耐震(たいしん)構造:柱や壁を強くして、地震の揺れに「耐える」最も一般的な構造。建物は揺れます。
- 制震(せいしん)構造:重りやダンパー(吸収装置)で、地震のエネルギーを「吸収する」構造。高層ビルに多いです。
- 免震(めんしん)構造:建物と地面の間にゴムなどを入れ、揺れを「伝えない」構造。最も揺れが少なくなります。
「耐えて(耐震)吸って(制震)免(免震)じろ!」
・耐える=耐震
・吸う(エネルギー吸収)=制震
・免じる(揺れを逃がす)=免震
このイメージで完璧です!
建物のセクションまとめ
「RCは鉄筋+コンクリート」「免震が最も揺れにくい」という基本を、メリット・デメリットとセットで覚えましょう!
【土地・建物攻略の極意】
- 土地は「地形の名前」で判断! 台地・段丘なら〇、三角州・埋立地なら×。
- 建物は「RC」と「SRC」の強さを信じる! 耐火・遮音はコンクリートの勝ち。
- 免震は「地面と切り離す」イメージ! 建物の中に揺れを入れない最強の守りです。
お疲れ様でした!これで宅建試験の全範囲の基礎知識を一通り網羅しました。
あとは過去問演習を繰り返して、知識を「本番で使える形」に磨き上げていくだけです。
次回からは、いよいよ実践編「第6フェーズ:アウトプット・総仕上げ」に入ります!ひっかけ問題のパターンや、2時間という制限時間の使い方のコツを伝授しますね。合格まであと一息、一緒に走り抜けましょう!
Next Action
今すぐやること:
自治体が発行している「ハザードマップ」を確認してみましょう。
自分の住んでいる地域の地盤が「台地」なのか「低地」なのかを見るだけで、今日勉強した内容が100倍リアルに感じられますよ!