第2フェーズ:法令上の制限

パズルで街を造り替える!土地区画整理法の全体像

パズルで街を造り替える!土地区画整理法の全体像

こんにちは、管理人の龍(りゅう)です。

宅建試験の「法令上の制限」の中でも、多くの受験生が苦手意識を持つのが「土地区画整理法」です。「換地」や「減歩」など、日常生活では聞き慣れない専門用語が並ぶからですね。

しかし、この科目は「単なる数字の暗記ゲー」の側面が強く 、一度全体の流れをイメージできれば、得点源に変えることができます 。今回は、試験で最も狙われる「換地処分」までのステップを、初心者の方でもわかるようにスッキリ解説します!

この記事のポイント

  • 土地区画整理法は、ボロボロの街をパズル形式でキレイに整える法律。
  • 「換地処分(かんちしょぶん)」は、工事の最後に行われる「土地の正式な入れ替え」。
  • 「仮換地(かりかんち)」は、工事中に一時的に使える土地のこと。
  • 法令上の制限はパターン化しやすいので、流れを覚えるのが合格の近道 。

1. 整理の前に!絶対に覚えたい3つの用語

流れを理解するために、まずは「街のパズル」で使われる用語を3つだけ押さえましょう。

用語意味
換地(かんち)整理が終わった後に、元の土地の代わりに新しくもらうキレイな土地。
減歩(げんぶ)公共施設(道路や公園)を作るために、みんなで土地を少しずつ出し合うこと。
保留地(ほりゅうち)工事費用に充てるために、換地として割り当てずに売却する土地。

用語のまとめ

土地を少し削って(減歩)、道路や費用(保留地)を作り、整った土地をもらう(換地)のが基本的な仕組みです。

2. 土地区画整理事業の「黄金のステップ」

試験では「どのタイミングで何が起きるか」が問われます。この流れを順番に覚えましょう 。

step
1
事業計画の決定

「どんな街にするか」の計画を立てます。民間(組合)がやる場合は、知事の認可が必要です。

step
2
仮換地(かりかんち)の指定

工事中、元の土地が使えなくなるため、「代わりにここを使ってね」と一時的な土地を指定します。

注意:仮換地が指定されても、所有権は元の土地に残ったままです。使える権利(使用収益権)だけが移動します。

step
3
換地処分(かんちしょぶん)

工事がすべて終わった後に行う、「パズルの完成宣言」です。関係者に通知することで行われます。

step
4
登記・清算金(せいさんきん)の受け渡し

パズルを組み直した結果、土地が少し広くなったり狭くなったりした分を、お金で調整します。

3. 換地処分の効果(いつ権利が移る?)

ここが試験の最重要ポイントです!権利が切り替わるタイミングは「換地処分の公告(こうこく)の翌日」です。

権利の移り変わり
  • 換地: 公告の翌日から、元の土地とみなされます。
  • 古い土地の権利: 公告の終了時に消滅します。
  • 保留地: 公告の翌日に、施行者(組合など)が所有権を取得します。
「明日(あした)が本番、換地の日」

・権利が移るのはすべて翌日(公告の日の明日)から!

・「公告の日(当日)から」というひっかけ問題に注意しましょう。

龍の補足

清算金の権利も「翌日」に確定します。とにかく「翌日」というキーワードが出てきたら正解の可能性が高いです!

「換地処分」のまとめ

換地処分の公告の「翌日」にすべての権利が法的に入れ替わります。

まとめ:流れを掴めば1点もぎ取れる!

土地区画整理法は、言葉の難しさに騙されないことが大切です。法令上の制限全体で目標とする「6点」を確保するために、この「流れ」と「翌日」というキーワードを確実に覚えましょう 。

【龍の必勝戦略】

  • 仮換地:所有権はそのまま。使用収益権だけ移動。
  • 換地処分:公告の「翌日」に権利が正式にチェンジ!
  • 保留地:施行者が「翌日」に所有権をゲット!

「パズルが完成するのは公告の翌日!」と自分に言い聞かせて、過去問に挑戦してみてくださいね 。

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Next Action

今すぐやること:

ノートに「公告の翌日=権利移動」と赤ペンで大きく書きましょう!試験で「公告の日から」という選択肢を見つけたら、即座にバツをつけられるようになります。

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